昨日、記事を更新して、中国の物価が日本よりも上昇しているようだ ということを書きました。
で、ふと、疑問が浮かんだんです。
あれ?中国って・・・人件費が安いからという理由で、日本の企業もたくさん中国に進出して、
今、日本にも メイドインチャイナの品物があふれているんだよね?
しかし、日本よりも物価が高くなってきていると・・・。(゜д゜)
人件費は安いのに、物価は高いってどういうことだろう。
つまり、それは、給料は少ないのに、物は高いということ?
それで、生活していけるの?
かなりの格差が社会にあるのか?
インフレとかデフレとかそういえば、高校の経済で勉強したけど・・・もうさっぱり。
そんなこんなで色々と疑問になって、なかなか眠れませんでした。笑
で、調べてみたところ、こんなサイトがありましたので、載せておきます。
http://li-opt.com/knowledge-contents/about-china-market
もう、中国も人件費が安くはなくなってきているようです。
これから、次第に、メイドインチャイナ製品は消えていくのかもしれないです。
それにしても・・・他国の安い労働力を使って、自分の国の人は裕福に快適に暮らす・・・
何かがオカシイような気がしますけどね。
また、今度、この件に関しては書きます。
~おまけ~ ダイヤモンドオンラインニュースより転載~
以下の文を読むと、日本人の技術力ってすごいなと、心から思います。
私たちが普段何気なく送っている生活が、海外から見ると本当に恵まれているんだな~と思いました。
春節が過ぎても終わらない“爆買い”
人気商品に温水洗浄便座が急浮上
2015年の春節に吹き荒れた、中国人の「爆買い」旋風がいまだに脳裏に焼きついている人は多いだろう。
春節期間中に日本を訪れた中国人は約45万人。消費金額は約60億元(約1140億円)と過去最高となった。
中国の微博(中国版ツイッター)などを分析した結果によると、
日本での購入商品の第1位は 医薬品、
第2位は化粧品 だったが、第3位には今年初めて、 温水洗浄便座が食い込んだ。
家電量販店の温水洗浄便座のコーナーには、中国人の人だかりができるほどだった。
彼らはなぜ、これほどまでに日本に押し寄せ、温水洗浄便座を大量に買って帰ったのか。ここに、本音では密かに日本に憧れる“中国人の本心”が隠れている。
今年、中国政府は反ファシズム戦争勝利70周年として、より一層対日強硬姿勢を貫いており、今夏に発表される予定の安倍談話の内容次第では、日中関係は再び一触即発となる可能性もある。
だが、中国政府と国民の考え方が全く同じかと言えば、そうではない。もしそうであれば、彼らの「爆買い」行動は説明できないからだ。
彼らが日本を目指す背景には、実は日本人から見れば想像もつかないほど過酷な、中国での暮らしの不便さがある。
中国はGDP世界第2位になったが、中国人はまだそれに見合った“豊かな暮らし”を実現できていないからだ。日本人も気がついていない、そうした日中の“生活格差”こそ、彼らを「爆買い」へと走らせ、彼らが日本をうらやむ真の原因である。
「胃腸薬にハンドクリーム、熱を下げるシート、粉ミルクにシャンプー――。そうそう、皮むき器まで買っていったことがありましたね」
こう語るのは、在日20年になる中国人女性。彼女は北京に帰省するたびに、友人や親戚から大量の買い物を頼まれるという。それらを持ち帰ると、みんな手を叩いて大喜び。
ときにはシャンプー1つのお礼として、「日本円にして数万円はする高級料理」をご馳走してもらうこともあるというから、驚きだ。
昨今、円安元高や中国の経済成長を背景に、日本旅行をする中間層以上の中国人が激増している。
春節の時期を過ぎても、平日でさえも都内で中国人客を見かけることが多く、「爆買い」は継続中だ。
彼らが日本製品を欲しがる第一の理由は、日本には「高品質で廉価な商品」があまりにもたくさんあるということだ。
筆者の知人も微博に、
「ドラッグストアごと買い占めたいくらいの気持ち。日本の商品は安すぎるのに、どうしてこんなに品質がよく、かゆいところに手が届くものばかりなのだ」と興奮気味に感想を書き込んでいた。
中国にもネット通販サイトはあり、そこでは日本製のボールペンからタオルまで様々な日本製品が売られているのだが、「価格が高い上に中国国内で販売しているものは本物かどうかわからない」という、不安や不信感がある。
「日本製は安全、安心」という定評
中国製だって日本で買えば安心?
他に彼らが日本製品を欲しがる理由は、
「日本製は安全、安心」という定評と信頼があるからだ。
それはそうだろう。自国を振り返ってみれば、食品偽装が蔓延し、大気汚染も深刻さを増している。
どんなに撲滅しようとしてもニセモノが横行する中で、「中国製品は信頼できない」という生活上の問題を口にする人は非常に多い。
だから、以前よりは比較的自由に海外に出られるようになった今、中国よりも何十年も前に経済発展し、高品質な商品や食材を売っている日本に押し寄せているのだ。
日本で販売されている商品のかなりの部分は「メイド・イン・チャイナ」なのに、
「パッケージに日本語が書いてあって、日本のちゃんとした店で売られているというところに、中国人は安心感を覚える」(前出の女性)のだそうだ。
日本企業の厳しい品質管理をクリアした商品であれば、たとえ中国製であっても大丈夫だと思っている。
それほどまでに、中国人は日本製品や日本人の真摯なモノづくりに全幅の信頼を置いている。
逆の言い方をすれば、中国人でありながら中国製品に対する信頼はゼロ。
また、自国ではなぜ日本のような高品質な製品をつくれないのかという、ジレンマや不満も抱えている。
物質面だけではない。来日した中国人が驚くのは、日本人が意識せずに何気なく送っている
「日常生活の質の高さ」にある。
汚染された空気や水だけではなく、中国では日々の暮らしそのものが、日本人には想像もできないくらい過酷で不便なのだ。
中国人にとっては「不便なことが普通」なので、これまで外国と比べる機会はなかったが、来日して初めてその違いを知り、日本とのあまりの違いに愕然とする。
そして、中国政府やメディアによって人々の頭の中で形成されてきた「日本像」と実際の日本があまりにもかけ離れていることに驚き、「もっと本当の日本を知りたい」と思うのである。
日本人が想像するよりも
中国人との「生活格差」は大きい
一方、その逆はどうだろうか。日本のメディアで喧伝されている中国像は、果たして中国の実像とイコールだろうか。
筆者の取材経験から言えば、答えは「NO」である。
日本人はメディアに強く影響され、バイアスをかけて「中国」を見てしまいがちだからだ。
そのギャップはもしかすると、中国人が想像する日本とその実像の差よりも、ずっと大きいのではないかと危惧している。
2010年、中国はGDPで日本を追い越し世界第2位の経済大国となった。
ちょうどその頃から、中国の尖閣諸島での挑発行為や東南アジアでの勢力拡大を狙う動きが活発化。
世界における存在感は日増しに大きくなっていくように見える。
猛烈なスピードで巨大化する隣国に対し、日本では嫌悪感や対抗意識を燃やす人が増えている。
また、「このまま中国に差をつけられ、日本は沈んでいくのか」という不安や焦燥感も広がっており、GDPで逆転されたことも相俟って、両国関係をぎくしゃくさせる1つの要因にもなっている。
だが、国家の巨大化に伴う中国人の日本人に対する優越感の増長は、中国政府の虚勢や双方のメディアによる影響が大きく、生身の中国人たちと膝を突き合わせてみると、印象はまったく異なる。
冒頭で述べた通り、中国人観光客が家電量販店の温水洗浄便座コーナーに走り「爆買い」することでもわかるように、彼らの日本への思いは政府の不遜な態度とは裏腹に、
「安心で安全な暮らし」に対する憧れや、日本に対する好奇心にある。
詳しくは筆者の新著『なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか?『ニッポン大好き』の秘密を解く』(中公新書ラクレ)で具体的に紹介しているが、不安や焦りを抱えているのは、むしろ中国人の側なのだ。
この事実と認識の差を、ほとんどの日本人は実感していない。
それどころか、日本人は中国人の「暮らしぶり」についてほとんど無知・無関心ではなかっただろうか。
双方が特定の政治・経済のニュースだけでお互いの国を判断してきたことが、両国民の誤解を広げ、実態のない「中国像」「日本像」を生み出し、ひとり歩きさせてしまい、両国関係を悪化させているのではないか――。
筆者はそう考えている。
だから、「ニュースとして報道されない日々の暮らし」の実態を知れば、もっと冷静になれるはずだし、
日本人はいかに自分たちが恵まれた国で暮らし、幸せな日々を送っているかに気づき、得体のしれない隣国に対する不安も払拭されるのではないかと思う。
筆者がこのような思いに至ったのは、これまで寄せられた読者からの感想やコメントなどを丹念に読んだことによる。その内容を見ていて、「もしかしたら、中国の現状について、日本人の間には何か根本的な勘違いがあるのではないか」と感じた。
それは、日本人と中国人は、生活面においては“同じ土俵”に立っていない、つまり生活レベルにもともと大きな差があるという事実が、多くの日本人の間で共有されていないのではないか、ということだ。
そのことが念頭からすっぽり抜け落ち、GDPなどのデータや表面的な現象だけを見て、中国という国を誤解している部分があるのではないか、と感じた。
ホテルの備品、トイレ、ボールペン、
ストッキングまで品質の悪さは枚挙に暇なし
このように書くと、読者は意外に思うかもしれない。「えっ、だって中国はもう、世界第2位の経済大国なんでしょう? 中国人はものすごくお金持ちなんでしょ?」と。
確かに彼らは、自国内でも「爆買い」を繰り広げており、特に北京や上海などの大都会にはベンツやBMWがびゅんびゅん走り、超高層ビルが立ち並び、1人1万円以上する高級レストランも常に満席だ。
そのような状況下で、顔も街の風景も日本と似通っているために、日本人は「もう中国は、ある面では日本を追い越して、ずっと前を走っているのではないか」と勘違いし、不安を覚えてしまう。
だが、そうではないのだ。外見は似ていても、中身は雲泥の差と言えるほど違う。マラソンにたとえれば、「生活面」においては、日本の後方に中国の姿はまだ小さくしか見えない。「中国での暮らし」は、そのくらい後ろに位置している。
具体的に言えば、設備や商品、サービスなどは、ハードはそっくりなのだがソフト面の充実度が異なるのだ。この差は小さいようでいて、非常に大きい。
ホテルの備品やトイレの不衛生さ(トイレにカギがかからない、洗面台の水が流れないなど)に始まり、公共交通機関の不便さも際立っている。
北京や上海で地下鉄に乗れば、日本では想像できないほどの動線の悪さを我慢しなければならず、足が棒になるほど歩かされる。中国では、それが「普通」だ。
日用品についても同様で、ボールペンやノート、ストッキングに至るまで、日用品の品質の悪さを挙げたらキリがない。
高級な中華レストランは街中にあるのに、庶民の生活に必要な日用品の劣悪さはなかなか改善されない。滅茶苦茶なインフラや製品の品質の悪さは、人々に強いストレスを与えるものだ。
(転載終わり)
反日とか敵対意識を煽るのは、その背景に、政治的な思惑があって、メディアや政府が中心ですもんね。そういうものに惑わされずに、仲良く交流していきたいな~と思います。
なんといっても、大学では、第二外国語は、ドイツ語ではなく、中国語を選び、2年間、勉強しましたので・・・。
是非、交流してみたい。( ̄▽ ̄)
一応、数くらいは数えられますんで。笑
ただ、私は何故か、中国には行ってみたいとは全く思いません。なので、多分、今世では行くことはないと思いますケド。
そういえば、中国に関連して、最近読んだ本で、
占い、気学、四柱推命などのことで非常に興味深い本を読みました。また、そのうちまとめます。