あっすみません、バケーション中ですが…
どうしてもオススメしたい本が… (笑)
ついつい書かずにはいられない(笑)


夫が数学・物理、科学などの分野の棚からみつけて今日図書館から借りてきた本なのですが、読んでみたら非常に視野が広がる本でした!

私は夫とは違い理系ではないので…そのような分野はアウェイでしたが、今回夫が発見した本は素晴らしいものがありましたね(笑)

その本は

ニセ科学を見抜くセンス 左巻健男というものです。

EM菌、マイナスイオン、浄水器、水素水、波動、波動測定器、サプリメント、ホメオパシー、オーリングなどなど非常にわかりやすく科学的に追求しています。
とても読みやすくサクサク読み進めることができますし
是非是非、オススメです!!!
スピリチュアルな思考に偏りすぎてしまっている方々にもぜひ読んで頂きたい本です。

過去の私に、間違いなくプレゼントしたい本ですねー(笑)
まあこの本のすべてが全て受け入れられるものではありませんでしたが
視野が広がり勉強にはなりました。

少しだけ本の言葉をメモしておきます。

認知バイアス…
人はたとえ正確な情報や知識を得ていたとしても、時には自ら情報を歪め、あえて誤認識するように働くシステムのこと
つまり人が自分で自分を騙す システムを備えていることになる。
そしてこれらは人が進化の中で身につけてきた有用性のあるものである。

確証バイアス…
人は自分の信じていることと矛盾する証拠を無視したり曲解する傾向があり、
自分の信じているいることを裏付ける証拠や議論ばかりに目を向け、認知する心的傾向がある。
つまり
自分に都合のよい事実だけしかみない、集めないのである。

自分に都合の悪い事実は無視したり
探す努力を怠ったりする。
このため最初に自分が信じた考えを補強する情報を集め、自分の考えは間違っていないと思い込んでしまう。

そして確証バイアスが働いているのに自分では合理的にしっかり考えてると思っている。
しかし人の思考は誰でも完全ではない。

科学的に考えるというのはひとつのことを色々な角度から柔軟に考える頭をもつこと。

自分の考えへの批判的な意見も意識的に探して必要なら自分の考えを修正したりすることです。

終わり

今まさに私も、一方からしか捉えていなかった自分の考えを検証中でございます(笑)