ずいぶん時間が空いてしまいました。



すでに私の中では英語批判ブームも終焉を迎えていますが、笑

前回書きかけていたものがあったのでとりあえず投稿します。





では・・




今日も素晴らしい本を。



世の中に いい本っていっぱいあるな~とつくづく思います。



今日の本は


英語で大学が亡びるとき―「英語力=グローバル人材」というイデオロギー

英語で大学が亡びるとき―「英語力=グローバル人材」というイデオロギー
寺島 隆吉
明石書店
2015-12-01




この本は、かなり、ずっしりしていて、学術的な本で、軽く読める本ではありません。

しかし、読み始めてみると、非常に文体も読みやすく、それほど難解ではなく、根拠なども明確に示されていて、本当に勉強になる本でした。京都大学で講演したその講演内容をまとめている部分もあるために読みやすいのかもしれません。


そして、この本の中で、とにかく私が一番びっくりしたのは、


小学校にも中学校にも  私の時代にも派遣されていましたが、



ALTって知っていますか?


ALTとは、簡単に言えば

各小中学校に派遣されて、年に何度か各学校に来て 遊び程度の楽しい英語の授業をやってくれる
英語を母語とする外国の先生(外国人の外国語指導助手)のことです。
県や市町から給料をもらうようです。

まあ、超簡単に言えば、公立学校などに派遣される外国からきた外国人の先生ですね。

1987年から国がスタートさせたようです。


で、そのALT なんですが・・・・、


なんと、


アメリカとの貿易摩擦の解消のために日本が輸入したもの、いわば、製品だったようです!!!!


繰り返します。

日本とアメリカの
貿易摩擦解消の解決策が
ALTだったんですよ
!!!!


日本はアメリカから輸入する製品がない。これは困った。

う~ん。そうだ、では英語を輸入しよう。

そうして外務省を中心に考えだされたのが、ALTという制度・・・。


今の国をもってしての英語教育、英語推進の裏には、やはり、かなりアメリカが絡んでいることは間違いないでしょうね。真の理由は表には出ないでしょうけど・・・。


英語=かっこいい 英語=植民地化 英語=貿易摩擦解消

また、新たな視点が加わりましたよ。笑   今回は経済的視点も。

すでに、英語は、かなり昔から ALTとして日本にアメリカから輸入されているようなので、昨今の英語ブームの裏にも必ず、誰かによる、何らかの意図があるんでしょうね・・・。


では、まとめておきます。
(引用まとめ)

英語を勉強するというのは、

英語という眼鏡で世界を見なさいということ 。

ただ、それは、異文化理解ではなく
英語文化理解 である。



日本においては、英語の流入はアメリカ人の価値観を押し付けることになった。

つまり英語力 = 洗脳力である。




英語だけを重視するのは、逆にグローバル化と逆行 している。

今の日本は 英米化してるだけ である。


アメリカの植民地化してしまう大学 。


なぜ英米人だけは、日本にきて日本語が読めなくていいってなるのか 。

普通、他国に住むとしたら、他国の言葉を勉強するのが当然ではないか。


なぜ英米人だけ日本にきても英語でいいのか。

これでは公平平等ではない 。


英語は国家の家畜化 という側面もある。


本当に大切な 創造力・批判力を持った人間を育てないならまず日本語 をしっかり学習すべきである。



今全国にある、アメリカ文化センターは 元々アメリカの文献や映画 音楽を
日本にどんどん浸透し、日本人を洗脳するために全国に作られたもの である。

これは陰謀論などでなく、確固たる事実。




ALTは、貿易摩擦の解消のために輸入されたのである。

英語という言語が商品になったり、英語人というだけで人間が商品になる時代。



しかも、ALTは英語の専門教育を受けたわけではなく単に英語がしゃべれるというだけで先生になっている 。


また、TOEICというテスト関係でも かなり莫大なお金がアメリカに渡っている。

英語の商品をアメリカから輸入購入することで、日本の大切な 税金がアメリカへ わたっている。


もともと、TOFELというテストは アメリカの大学へ留学をする目的に開発 されている。


だから、アメリカに留学もしない学生に、勉強させたり、受けさせる必要など全くないものなのである。

それを全員に受けさせてなにになる のか。

しかも英語は泥沼 である。
言語というのは勉強してこれで終わりというのがない。

語彙は無限 、言葉は常に変化していく。

英語に血道をあげているかぎり考える力は育たない 。

さらに、それらの試験問題は

アメリカの新聞記事やアメリカの雑誌の引用などもある。

つまり、
問題を解きながら無意識のうちにアメリカの価値観を刷り込まれている のである。
アメリカに都合の良い視点で試験問題は構成される。

それらのテストに VOA という機関のものも使われている。

VOAというのは元々米軍放送であった 。つまり、アメリカ政府の宣伝機関 である。

まさに洗脳機関としての役割を果たしていたものである。

その放送内容がテストになっている。
それは、テストを通しての洗脳ではないか。
非常に恐ろしいことである。


チョムスキーの教育論を読んでみるといい。


アメリカというのは、現在、留学に行くような素晴らしい国ではなくなっている。


アメリカは今も、アフガン戦争からずっとどこかで戦争を続けている 。
戦争すればするほど儲かる のである。

アメリカの現状は

貧困
人種差別
武器
麻薬
離婚

刑務所の民営化 によって犯罪者をいかに増やすかを問題にしている

儲け主義

アメリカの半分近くが麻薬を合法化


人質事件の80パーセントが家庭内暴力。夫が妻や子供などを虐待

アメリカでは夫が財布を妻に渡すことはほとんどない。
日本のほうが男女同権が実現されている。

ホワイトハウスの報告書によると、女子学生の5人に1人がキャンパス内で性的暴行に襲われている。
しかも、そのうち12パーセントしか通報していない。
大学構内でもこのような環境であれば、学生が住んでいるアパートや近辺はどうなるのか。

アメリカでは毎日、一時間に最低一人の子供が銃で撃たれているという研究結果
(イエール大学医学研究科 ジョン博士の調査より 小児科学にその報告は掲載

が発表された。

毎日、銃殺人は平均87回発生。

非常に高い学費によって学生の借金地獄が大量発生。しかも、学生は自己破産が許さない法律をオバマ政権が成立させた。





アメリカ連邦政府が学生にお金を貸し出す際の金利が6.8パーセント。将来は10.5も検討。

ちなみに、なぜか、国が大手銀行に貸し付ける際の金利は0.75パーセントである。




そのために多くの女学生が売春へ

学生の70パーセントが平均3万5200ドルの借金を抱えて卒業する。

卒業後、高給取りになれれば、問題ないが、卒業生の半分は正規の仕事についていない。

社会人になっても、ローン返却に追われてしまう。


不当な高額利子。
アメリカの大学では毎年平均3万2千ドル学費が必要。学期ごとに5万ドルも必要な大学も。

しかし、カナダでは 学費が5000ドルで済む。

だから、アメリカの学生はカナダに逃げている。

そのため、アメリカは その穴埋めに日本の学生を 自国に送り込もうとしているのではないか。

自国を逃げ出す学生が増えているからこそ、日本がターゲットになっているのでは。


アメリカの財政赤字の穴埋めに無理やり交わされた商品がALTという英語人。

次に買わされるのはTOEIC(ビジネスイングリッシュの能力をはかるテスト)や

TOEFLという商品だったとしても何の不思議もない。

文科省 「留学生を倍増して12万人に」とうたっている。

裏での圧力は間違いない。

アメリカからしたら、留学生はお金のカモなのである。



しかし、知るべきである。

アメリカの学力は最底辺であることを。


アメリカの人の悲惨な生活 を。

マイケルムーア 監督が
「シッコ 」という映画に表している。

一度見てみるといい。


コロンビア大学は黒人町と隣接 していて、非常に治安が悪い。

日本ではほとんど報道されないが、アメリカ国内では問題があふれているである。


このままアメリカに追従していったら、今のアメリカの貧困状態が日本の行き先になる 。




今、社会に疑問を持たない人材が大量に育っている。

ぼけっとしてたらどこでどう洗脳されているか 騙されているか わからない 。

やはり、必ず一度立ち止まって考える力 が大切。

本を読んだら必ず疑問を一つ もつ。




日本は 大学の格付けを非常に気にしている。
世界ランキングに入っている日本の大学が少ないとか・・・。


しかし、よく考えてほしい。
誰がその格付けをしてるのかと。

その評価方法が英米に都合のよい評価方法であることも問題である。

そのような格付けは全くあてにならない。



日本より英語力の高い、韓国であるが、韓国老人の自殺率世界トップ である。



英語ばっかりやってたら頭が馬鹿になる 。

頭脳の貧困力 こそ問題。

ものを考えないようにするためには英語漬けにするのが一番手っ取り早い 。

英語は暗記だからである。

批判力、 創造力は身につかせない 。


自己家畜化して 上の言うことを素直に聞く人間にしたいなら英語漬け にするのがいい。

洗脳力抜群 である。


今の日本人は 、英語という何も残らないものにエネルギーをかけている 。

言語というのは、結局、日々使わなければ忘れていくのである。


英語の推進。

国の示す表向きの理由と裏の理由が違う ことなど、いくらでもある




そもそも本当のグローバル人材が持つべき力は

批判する力

疑問をもつ力

議論する力

である。



協調性 というのは

上からいわれたことに逆らわない
上の人のことを素直にきく力であって、一部の企業などはそのような人材を欲しがるかもしれないが・・・。


ハーバード大学では新しい価値観を教え込み、家畜化し、反抗的思考者を180度転換させるという体制が出来上がっている。

ハーバードだけでなく、アメリカではそのようなことは歴史的に頻繁に行われ続けている。

大体このような洗脳である。

1、海外からアメリカに招待する。
(招待する人物は各国の著名人、管理的立場の人、有名人、知的人・、教養人がよい。
なぜなら、その後、彼らは、宣伝棟の役割をするからである。)

2、アメリカに都合のいい価値観をアメリカ滞在中に植え付け家畜化する。

3、帰国させ、大学の学長など地位の高い立場につかせる。そしてその思想を周囲に伝染させる。



このような流れは、東大や京大でも行われている。
(教授などをアメリカに招待して、一定期間アメリカに滞在・洗脳させて帰国させる)


英語教育プログラムというのは、

日本を 半永久的属国にするために入念に計画されていたもの。

戦後、ロックフェラー3世は講和使節団とともに、日本に一か月滞在し、多くの知的人と交流した。

そして、帰国後、1951年4月16日に いかにして日本を半永久的な米国依存の国にするかについて、80ページにも及ぶロックフェラー機密報告書を提出。

その報告書に書かれていたことや、実行されたことは以下の通り。(そのごく1部)


ちなみに当時の日本は、親米派はまだ少なく、共産主義の影響を受けやすい状況でもあった。



「日本において、徹底した英語教育プログラムが欠かせない。そのために、英語文化センターを設置すること。」

「日本にアメリカの理念を浸透させること」

「英語教育専門家が日本に滞在していれば、教科書の執筆並びにアメリカの選定教材を日本に紹介する際に、折あるたびに彼らに影響力を行使することができ、しかも、長期にわたって影響を及ぼし続けることができる」

実際、アメリカは
日本の大学にアメリカのスタンフォードなどの一流大学から毎年5人ずつの教授を
東京大学のアメリカ研究セミナーに送り込んだ。
そして、その事業にロックフェラー財団は毎年20万ドルのお金を注ぎ込んだのである。

儲け主義の強いアメリカが本当に日本のためを思って、大切な自国のお金20万ドルもを純粋に払い続けてくれたと考える人はよほど、楽天家であろう。

アメリカは将来を見越し、毎年、20万ドルを超える対価が今後日本から、得られると考えて投資したのである。

英語力=洗脳力




オバマ氏 ブッシュよりも無人でたくさん人を殺し、内部告白者を次々に牢獄に送った。
悪業の数々。
オバマ氏はブッシュよりも武器を大量に外国に売りまくっていた。
第二次世界大戦以来の米政権で最高額の兵器の売却を承認していたのである。

オバマは 死の武器のセールスマンであった。

しかし、そのことはほとんど報道しない。日本でもアメリカでも。家畜化されているから。


ノーベル平和賞専攻委員長が辞任する際に、「オバマ大統領にノーベル平和賞を返却してくれることを望む」と述べたことはほとんど知られていない。



実はアメリカが日本に対して行ったことと、まったく同じことを日本も清国に対して行っていた。

日本語教育。
日本文化浸透。
影響力のある人に日本語を教える。
日本の歌や民謡の普及、ポスターやCMで簡単な日本語の使用。



同じことを今、まさに日本はアメリカから行われている。




日本語という言語は 使うと、人間がやわらなかくなる

その一方で、英語は 攻撃的言語である。

日本人のバイリンガルの子が、英語を話しだすと、突然人格が変わって攻撃的になったという結果もある。



そもそも、日本人は討論が苦手だというが、その、ディベート(討議)は有害である。

それは、白を黒といいくるめる技術であり、勝負。


そのため、ディベートでは
自分の見方を変えるといってはいけない。

討議の途中で 自分が間違っていると気が付いても、とにかく盲目的に自分の立場に固執しなければならないのがディベートである。

だから、そのために、嘘や詐欺、なども働かなければならなくなる。

結果、洗練された討議者は、勝つためには理性的な論議よりも詐欺や嘘をはたらくべきとわかっている。

勝ち負けの世界なのである。

そんなディベートを日本において推進するべきであろうか?
その結果どのような人間が増えていくのか・・・
考えてみればわかるであろう。


まとめ終わり



ということで、ALTさんが貿易摩擦解消の道具だったとは、知りませんでした。(゚д゚)!

このように、目に見える社会の動きの裏側には、世間の人々にほとんど知らされていない、裏の流れがあるのでしょうね・・・。




おまけ 今日も素晴らしい歌を!!


娘が運動会のダンスの曲で使用したゆずの曲です。

いや~やっぱり、ゆずの歌は最高ですね~( ˘ω˘ )
娘と踊っています~




たった一度の人生 勝った負けただけじゃ ねえぞ

死ぬほど転んでみつかる 大切な宝ものもある



歌詞もいつも素晴らしい~♪


今 気が付きましたが、この歌名の「タッタ」って、   たった、一度のたった なんですね!