私はこの一年間、(というかもう何年もですが)毎週毎週、娘の本と自分の本を合わせて図書館から合計30冊を借りては読み、借りては読みを繰り返しています。

いつの日だったか、本の重量に、大きなバックが耐えられなくなり、破損。

今では、ローラー付きのバックで、スーツケースを操るがごとく、颯爽と図書館を歩き回っております。笑


そして、今週借りた本たちを改めてみてみると、

「神を探す旅 山川健一」などの若干のスピリチュアル系から、

まじめに神社の成り立ちをまとめた歴史の本。「神社の真実」

「なぜ私たちは科学に騙されるのか」という、スピリチュアルとは真反対の立場からの本、

それからコメディタッチでスピリチュアルの世界を描いた辛酸なめ子さんの本、

「危ない住活」などの不動産・金融関係の本、

赤川次郎の軽い小説、

「テレビに映る中国の97パーセントは嘘である」という国際問題の本、、

「統計・確率思考で世の中のからくりがわかる」、という数学的思考の本、

「沖縄の不都合な真実」 という、金と利権、格差社会などの社会問題論、

「沖縄のスピリチュアルスポット」というバリバリのスピリチュアル本、

そのほかにも、「もうアメリカ人になろうとするな」「世界の陰謀論を読み解く」「恐山」等々まだ読んでいないものもありますが、いろいろな本があって、本当にわくわくしてきます。

借りた本に統一感はゼロですけどね~笑

しかも、いつも二冊くらい並行読みしています。 


読書、最高ですからね~。

軽いDVDを見ているときにも、読書してます。笑


なので、私としては、娘に一番につけてほしい力はとにかく「読解力」、その次に、自分の頭で判断する「思考力」ですね~。それがないと、今の世の中、簡単に、騙されてしまうような気がします。

私の中でも、自分がしっかりと納得するまでは、安易に世の中の流れに流されたくないという思いが非常に強いです。




今回読んだ本の中にも、娘が大学生頃になったらぜひ読ませたい!という内容の本があったのでまとめておきます↓
「カルト宗教」取材したらこうだった (宝島社新書)
藤倉 善郎
宝島社
2012-08-10



以前、様々な・・宗教の怖さは身をもって体験したり、本でもかなり勉強したりしましたが、改めて、いろいろな団体のもっと、具体的な話をこの本から学び、大変勉強になりました。一読をお勧めします。いや~なかなか執拗ですね・・・。

この本の中で、私が大好きな「ゆす」

・・・の北側さん(☚あえての誤字で)のお母さんの話も出ていました。
新興宗教の教祖であることは、以前、美容院の週刊誌で読み知っていたのですが、その団体についても、今回、知られざる事実をたくさんしりました。(ネットでも調べれば簡単にでてきますが・・・)

北がわさんも、その宗教と結構なかかわりをしているらしく、その・・宗教の総本山にしていた神社を何億かで買い取り、さらにそこで結婚式をあげ、毎年コンサートもそこで行い、限定ゆすグッズもそこで販売しているとか・・・。


歌の歌詞がかなり、スピリチュアル系なので、お母さんからの影響だろうとは思っていたのですが・・・

いや、別にいいんですけどね~。

ただ、完全に裏ではその宗教の宣伝頭になっているようで。。。
正直、そんなに関わっていたのか・・・っていう感じですね・・・。まさか次期、教祖ではないと思いますが・・・。

まあ、考えてみれば、自分の母親が教祖で、小さなころからその両親に、そのような環境で育てられてきたら、多大な影響を受けるのは当然ですしね。


いや、別にいいんですけどね~。

とても素敵な歌だし、私個人的には、北側さんが好きというより、

ゆすさんの歌が好きなだけですしね~。
(最近まで、歌っているお二人の名前すら知らなかったぐらいですからね 笑)

私は一時的に何かに熱中して取り組むことはあるのですが、(読書とかゲームとか絵とか)

特定の物事や、特定の誰かや何かの思想に夢中になりすぎて、その道一本とか、誰かの熱烈なFANとかいうふうには昔から絶対にないですね。
必ず一歩引いて、冷静に俯瞰する自分がいます。

なので、北側さんがどんな宗教に入っていようと別にいいのですけれど、

でも、あのさわやかな歌の背後にそのような団体が見え隠れしている、ということは今後、しばらく頭から離れないと思いますが・・・。






この本には自己開発系の団体も取り上げられています。

そのような団体の話を読んでいて、たとえ、宗教団体ではなくても、そして、その団体が宗教ではないと主張していても、

周囲の人たちが、中心となる特定の誰かを妄信し、崇めるようになり、それが組織化してしまったら、

それは、結局のところ、宗教と同じではないか・・・と、非常に考えさせられました。


私自身は、誰かを妄信することも、そのような団体に属することにも非常に抵抗を感じるので、今後も入ることはありませんが・・・

よくスピリチュアルな能力をもつ方の周囲には、その方を厚く信じる信者系の人や、追っかけというか、取り巻きのような人たちが存在していますよね・・・。固定客というかなんというか・・・。

ごく自然発生系にできてしまうものかもしれないですが、結局、それが大きくなっていくと、組織となっていってしまうのですよね・・・。う~ん・・・"(-""-)"

ということで、キリストさんもいろいろな悩みを抱えていたのかもしれません。(規模、でか!!)
本人には全くそのようなつもりはなくても、周囲が、勝手に組織化しているってこともありますからね~
そして、次第に、いつのまにか、一番の中心者だった人の想いとは、どんどんかけ離れていくのでしょうね。



私自身は、今後何らかの活動を行っていくにしても、ある一部の、固定の誰かのためではなく、
一時的に立ち寄るだけの、サービスエリアのような、ちょっとした、心の止まり木のような存在としてありたいなと強く感じました。





追記 

それから、なんか、このブログのアドレス、もしもし系に変更いたしました。笑
もしかしたら、今まで張り付けたリンクとは、もう使えないのかもしれませんが。